No.7「味わうためには焦らない。それがNEWBYのポリシーです」― NEWBY誕生ストーリー

コンセプト No.7
“Newby - created without haste for taste”
「味わうためには焦らない。それがNEWBYのポリシーです」

 

 Newby Teasの創立者でありCEOであるセティア氏は、インドの名家に生まれ、14歳で英国に留学しましたが、彼は、何不自由ない生活からの自立を考え、家を出て、自身がやりたかったティー・テイスターの修業に入りました。そうして紅茶のことを学んでいくうちに、人間が、母なる大自然による恩恵をいかにして受けてきたかを理解するようになりました。


 そして16歳のとき、アイルランド人の紅茶バイヤーのすすめにより、インドに戻り、紅茶をオークションで購入する事業をカルカッタで始めました。そのビジネスは口コミにより広まり、多くのティー・バイヤーたちからオーダーを受けるようになったため、輸出ビジネスのための小規模なチームを発足させ、アッサムに小さな紅茶プランテーションを設立し、カルカッタの事務所と行き来しながら、紅茶の栽培とプロセスを学びました。

 しかし、24歳のときに父が亡くなり、セティア氏が家族経営的な事業の一部を引き継ぐことになったため、カルカッタの紅茶輸出会社を閉鎖せざるを得なくなりました。

 
 しかしながらセティア氏は、衰退しきっていた紅茶芸術と紅茶文化を再び世に広めることに使命を抱くようになり、約30年の時を経て、50代後半となった2000年、ついにNewby Teasを設立しました。
 そしてこの15年間余りで、Newby Teasはヨーロッパ、ロシア、中東を中心に、一流ホテルや高級レストラン、世界的な観光地で採用されるようになり、さらに現在、その販路をアメリカやアジアへと拡大させております。

 

 NEWBYの紅茶が手間暇かけて作られているものであることや、良質の紅茶は本来、焦らずじっくりと味わうべき豊かなものであることは、これまでのブログ記事にてご紹介済みですが、企業としてのNewby Teasもまた、セティア氏の長年の想いを実らせた結晶的存在なのです。

 

(引用・参考: Newby Teas 資料、A tea visionary – T Ching 、AMBITION Magazine等等)

 

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